世界各国の政府の政策を見渡して、そこにコヒーレンス、博愛心、正しい知識に基づく行動は存在せず、そして一般的に、等価性とワンネスの流出としての行動的知性を見つけることは不可能です。
人類は何千もの世代に渡って、前の世代の権力、衣食住、ライフスタイル、テクノロジーをアップグレードし、そして私たちの家である惑星地球へと還っていきました。
その一方、感情的な成熟度は、レイプ、虐待、奴隷化、戦争、不正直、貪欲、政府による詐欺という基盤に開けられた暗い穴の中に潜んだままです。
そして、他の多くの「弱さ」という悪徳によって幻滅させられた人間は、人間のマインドとその制限されたシステムという「外側に見えるものだけ」を見るようにプログラムされてきました。
人類は、何千もの世代に渡る生活を形作ってきたピラミッドを建築しており、それぞれの新しい世代が新たなレイヤーを建築しています─テクノロジーとライフスタイルをアップグレードすることによって。
私たちは、そのピラミッドの頂上付近に近づいており、そこには付け足すものが何も残されていません。
ピラミッドは完成されたのです。
そして、私たち─私たちの一人ひとりは、私たちが建造してきたピラミッドを見て、それが私たちの超越的な真のセルフをどのようにして実証するのか、自分たち自身に問わなくてはなりません。
人類のピラミッドは3次元世界の中に作られていますが、それは欠陥だらけの構造から発生したものです。
それはどんな構造でしょうか?
何が欠陥なのでしょうか?
人類はどのようにすれば、私たちの真の姿を貧弱にしか映し出さない文明や社会構造の構築から抜け出すことができるのでしょうか?
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サヴァリン・インテグラルを抑圧する秘密のフレームワーク
過去何百万年にも渡って出現し続けてきた、ある特定のフレームワークが存在します。
それが人類を不完全な「文明建築者」の状態へと誘惑し続けてきたのです。
このフレームワークは、リリカスの中では「サヴァリン・インテグラルの抑圧」と呼ばれています。
その9つの主要な構成要素を説明します。![]() |
■ヒューマン・マインド・システム(HMS)人間のマインド・システムは、機能的に3つの主要となるメカニズムに分類されます。無意識(ジェネティック・マインド)、潜在意識、顕在意識がそれにあたります。 これらの3つの構成要素は互いに混ざり合い、大半の人々が「意識」と呼ぶものを形成しています。 "HMS"は、人類とその真のセルフとの間に立ちふさがる最も不透明で歪んだヴェールであり、私たちが現実と呼ぶ世界の中でセルフの表現を阻害しています。 無意識(ジェネティック・マインド)は、人類すべての貯蔵庫です。 潜在意識は、血族の貯蔵庫です。 顕在意識は、個人の貯蔵庫です。 このことを理解することが重要なのですが、思考の基本的なパターンは、主として潜在意識と無意識という意識構造に由来します。 ところが、人は自分自身を、別個で唯一の、独自の個体と信じていますが、現実にはそうではないのです。 "HMS"の背景の中において、あなたはこのように自分を概念化することができます。 あなたは人類のコピーです。 あなたは、「あなた」という個の表現として、あなたの両親と血族の間に折りたたまれて置かれた人類のコピーの一枚なのです。 「あなた」は、一個の表現として特殊化されたひとつの"HMS"ですが、そのルーツは人類と親の血統という土壌に完全に根付いており、それらの全ては生まれる前に胎児にダウンロードされるのです。 これがまさしく、1万世代たった後も、私たちが貪欲と分離と自己破滅という同じパターンで活動し続けている理由です。 鏡の中の姿は、より良い「衣服」やもっと洗練された仮面によってアップグレードされますが、その下の姿は、同じフィーリング、同じ思考、同じ行動のままです。 娯楽と教育システムを通じて表現される社会的・文化的工学は、人々がその発達段階(3~14歳)にいる内に彼らを訓練しようと企てます。 彼らがおかれている時間と空間のリアリティ・マトリックスに個人をしっかりと順応させようと、"HMS"のプログラムとサブシステムが作動するのです。 反逆児や、自分が「箱の外」にいると夢想している人々でも、十分に"HMS"の射程範囲内にいます。 |
■マネー・パワー・グリッド(MPG)ヒューマン・マインド・システムが存在する理由は、エリートがマネー・パワー・グリッドを支配するためです。 マネーはそれを所有する者にパワーを与えるため、エリートの第一の目的です。 マネーは、様々な形態をとり、それには貴金属、石油、土地、不動産、鉱物、製品、サービスなども含まれます。 マネーはエリートの「神」であり、彼らの銀行は神を崇拝するための宗教法人です。 企業エリート、行政エリート、地下エリート、金融エリートが"MPG"の管理者を構成しています。 権力の座、特には金融部門のポジションにいる人々が"MPG"の恩恵を受けており、"MPG"の締め付けを行うためにあらゆる可能なことを行うでしょう。 そして、彼らのアジェンダに仕えるため人類を操作するのです。 |
■インターディメンジョナル・ユニバース・ストラクチャー |
■ゴッド-スピリット-ソウル・コンプレックス |
■デス・ストレス・インプラント・ネットワーク・デートゥア |
■ポラリトリー・システム(PS:両極性システム)これは"DSIND"のサブノードであり、"HMS"の中に両極性(ポラリトリー)を生み出すようデザインされています。 両極性は摩擦を生み、その摩擦から不和や不協和音が生じます。 あなたが"HMS"の中に存在するなら─あなたは"HMS"の中に存在しているのですが─あなたは両極性の中に存在しているのです。 これは非常に単純なことです。 "HMS"は、両極性によって活性化され、エネルギーを得ます。 両極性は"HMS"の食料なのです。 なぜなら、両極性の中でヒューマン・インストゥルメントは分離に没頭するからであり、それがまさしくそれを設計したデザイナーが意図した"HMS"の要です。 |
■ジェネティック・マニピュレーション・システム |
■ホールネス・ナビゲーターこれは、ホールネス、ワンネス、ユニティ、等価性の背景の中で、神の「本物」の探求を個人の中で活性化させる"HMS"の要素です。 両親や配偶者の期待を満たす手段として、または自分自身の罪の感覚から、それを行うのが義務だと感じるが故に、この探求を始める人々も中にはいます。 ホールネス・ナビゲーターによって命じられる本物の探求は、"GMS"を通じてヒューマン・インストゥルメントに最近もたらされたバイパスです。 "GMS"はオープンシステムなのです。 ホールネス・ナビゲーターは"HMS"による人工物にすぎないその一方で、解放の道に繋がっている「バックドア」です。 |
■ポスト・デス・システム(PDS:死後の世界のシステム)これは、個人の物理的な身体が死んだ時に、「天国」でガイドたちによって迎えられるシステムです。 そしてそこで自分の人生を見直すことで、その欠陥に直面し、前世の悪い部分を直すために現世に戻るシステムであり、別の表現で言えば、カルマやリンカーネイションの概念のことです。 "PDS"は、地上の物理的存在と比較した際、洗練されたリアリティ(前述の悟りの体験など)が幻想だったと分かった後でさえ、サヴァリン・インテグラルをその幻想の支配力の中に抑えるための手段です。 "PDS"によって、サヴァリン・インテグラルを物理次元に何度にも渡って再生させることが可能になるのです。 このプロセスは当初、アヌが地上に誰もが疑う余地のないリーダーとして生まれるための世界を準備する主要な手段として想定されていました。 しかし、そのプランは最終的にシナリオからはずされました。 |
この9つの構成要素によって、監獄の脅迫観念が構成されており、すべての人間が生まれ、生き、死ぬ際にその観念の支配を受けます。
何度誕生と死のサイクルを重ねようと関係ありません。
サヴァリン・インテグラルの抑圧によって、私たち全員が、映画「マトリックス」のような幻想と詐欺の世界に住んでいるのです。
もはや人類がゴールドを採掘するためにアヌに仕えなくなっても、"HMS"という遺伝的性質は持ち越され、他の抑圧のフレームワークはいまだに作動しています。
そして、この抑圧のシステムという支配力は、強欲な搾取者であるエリートへと引き継がれたのです。
自分が何に参加しているかに気づき、それをやめる方法を学ぶには大変な時間がかかります
─しかし、それはひとりの人間が、自分だけで行う場合の話です。
私たち自身が、自分たちのジレンマを解決するためのカギなのです。
私たちは、サヴァリン・インテグラルの意識に目覚めることができるよう、抑圧のマトリックスを無力化する方法を学ばなくてはなりません。
行動的知性に生き、マインドとヒューマン・インストゥルメントの支配から私たちを解放するために。
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希望と光を賞賛する人たちへ
もし、あなたの希望が他人に依存するものならば、あなたは失望するでしょう。
あなた自身を救うのです。
この世界の変化を円滑にするために。
「あなた自身が、この世で見たいと思う変化とならなければならない」というガンジーの言葉は真実です。
しかし、「何」を変化させるのか、そこにカギがあります。
あなたはこれまで、「あなた自身」の定義を考えたことはありますか?
あなたを定義するものは何ですか?
鏡の中の自分を見て、仮面を剥ぎ取ってください。
自惚れ、欺瞞、恐れ、思考、そしてフィーリングを。
何が残りますか?
大半の人は、ソウルやスピリットと答えるでしょう。
そして、大半がそれをソウルと定義しているものを、マインドの他にソウルは存在しないと私が言ったとしたら、あなたは何と言うでしょうか? |
私が世界の中で見たいと願っている変化とは、人々が自分自身を、サヴァリン・インテグラルをそのコアとする多次元的な存在として見始めることです。
サヴァリン・インテグラルは、人間の表現がひとつに凝縮されたファーストソースの蒸留物です。
もし人々が、この周波数とだけ同調すれば、すべてがワンネス、等価性、真実の中で結ばれていることを理解するでしょう。
これが、過去10年間に渡ってウイングメーカー神話によって定義されてきたグランドポータルの定義なのです。 |