クンダリーニのオーガズムで松果体を活性化し「第三の目」を開く


松果体を表していると言われる「ホルスの右目」(ラーの目)

 一般的にオーガズムは、セックスの時に得られる絶頂感のように受け取られることが多いのですが、ここではちょっと違います。 自分に内在するクンダリーニのエネルギーを利用して、精神的、霊的、あるいは波動的、エネルギー的に、自分を進化させることを目的とした通過点の感覚です。 言い換えると、「宇宙意識」「普遍意識」「大いなる源泉」「神」など呼び方はさておき、そういった『高次元の絶対的な存在』と自分の意識が繋がり、この世に自分が生きているうちに、真理や悟りの境地に到達することが狙いです。 ここで言うオーガズムとは、そこに自ら誘導していくための快感や至福感覚のことを指しています。

 脳の神経細胞は、常に微弱な電気信号を出して、体の部位に様々な指令を出しています。これが脳波です。 オーガズムは脳に大きな負荷をかけており、セックスでオーガズムに達するときの脳波は、1000マイクロボルトも電位を生じさせ、これは正常時の100倍近い数値なのだそうです。 つまり、脳内の神経細胞は、オーガズムの度に何らかの電気信号を受けることとなります。 このメカニズムを利用し、クンダリーニのエネルギーがオーガズムとなって松果体に大きな刺激を与え、それを何度も繰り返すことによって、徐々に第6チャクラ(第三の目)を活性化するのです。 このエネルギーが頭上のチャクラまで上昇するのを繰り返せば、ある日頭上から体内のエーテル体が飛び出して宇宙と一体化します。

 よって、ここでは男女のセックスで得られる快感からオーガズムに入るのではなく、自分の意識コントロールによってオーガズムに到達します。 どちらかと言えば、瞑想やヨガに近いものかもしれません。 『高次元の絶対的な存在』と繋がるために、自分自身の脳を少しずつ変えていくための実践トレーニングです。 そのための方法手段として、 第1チャクラ(ムーラダーラチャクラ)に眠っているクンダリニー(クンダリーニ)にアプローチし、そのエネルギーを利用して最終的に第6チャクラ(第三の目)を開くのです。 これはタントラヨーガからの学びです。



第1チャクラ → クンダリニー(エネルギー) → 第6チャクラを開く



 さて、少し恥ずかしいのですが、ここからは個人的なエピソードをご紹介します。

 世の中には、既に悟りの境地に到達された方々が数多くいらっしゃいますが、私自身と言えば、残念ながらまだそこに到達できずにいます。 なので、朝は欠かさず瞑想をしています。 この話をを聞いて「私は無理!」と思われる方が多いかもしれません。 でも、なぜ続けられているかというと、もちろん悟りの境地に到達したい(神や宇宙意識と繋がりたい)からなのですが、そのことは棚に上げたとしても、第1チャクラに意識を向け続けていると、オーガズムに達した時のような、それ以上の快感を得られるからなのです。 まだ、第三の目を開くところまで到達できてはいないのですが、この気持ち良さを知るだけでも、実際に試してみる価値がありますし、一度経験すると努力が苦手な方でも続けられるように思います。

 悟りを目指すきっかけとなったのは、当時のYoutubeチャンネルで聴いた Yumiko Emaさん(現在はSoundCloud)の朗読 『奇跡のコース』です。 そしてそれ以来、精神世界の本をたくさん読むようになり、自分の外側から学ぶ知識だけでは、真理や悟りの境地には到達できないことや、全てのことは自分が本気(真剣)になって意識する通りになるということを学んでいきます。

 それから瞑想を実践していくわけなのですが、瞑想についてもヨガの知識も殆ど無いので、瞑想中あれこれと雑念の思考がよぎるばかりで、なかなかうまくいきません。 それでもある日、瞑想しながらなんとなくクンダリーニを意識して、何とも言えない気持ち良さを感じていると、どんどん快感エネルギーが第一チャクラからお腹、胸、頭へと上がってきて、なんとそのままオーガズムに到達してしまったのです。 その時は、本当にびっくりというか衝撃的でした。第1チャクラで眠っていたクンダリーニが目覚めたのです。(インドやヨガの世界では、きっと常識なのでしょうね。)
 それ以来、今では 私なりのコツ (ご参考)をつかみ、毎朝数えきれないほどのオーガズムを繰り返しています。 この感覚を多くの方にも知って欲しいので、ちょっと恥ずかしいのですが、このエピソードを明かすことにしました。 なぜなら、やっぱり『あらゆる分離を超えた真理の世界、ワンネスの世界』を信じているからに他なりません。 是非に、この体験というかセックスで感じるオーガズムとはまた違った、それ以上の快感や至福感覚を知ってもらえたら嬉しいです。