遠い昔、人は人の姿をしていた。
しかし、人の姿をしている者のみにあらず、人の血の中に竜の血を引く者あり、竜の血を引く者とは、その遺伝子に特別の能力を秘むる者あり。
今、人の子は人の子としての行いをさせられている。
しかし、人の子は人の子の力のみにあらず。
その血に竜の血を秘むる者、人の目に見えぬものを見、また、人の耳に聞こえぬものを聞き、人の姿の中に、表の姿のみに留まらざる真の姿を写し取る。
そして、言葉及びその手、人の口を借りて語らざる言葉、即ち、人にとって必要な隠されているものを吐き出す力あり。
これからの世の中に竜の血を秘めし者は大いなる働きをなすであろう。
今、これの世は目に見えざる小さな生き物たち、空中の中に、光の中に、水の中に、或いは大地の中に、人の目に見えざる小さな生き物たちあり。
光の粒、言葉の流れ、水の中に息を潜むる小さなもの、或いは大地の中で大地を甦らせ、植物を甦らせる小さな小さな生きものあり。
真の人の口より語られる言葉も小さな生きものなり。
それらの小さな生きものたち、この空中に愛の波動、慈しみの波動が満ち溢れたる時、その生きものたちを使うる技を持ちし者たちがこの世に現るる。
それが竜の血を引く者たちなり。
小さな生き物とは、汝等地球人に語り継がれし、見えざる空間より物を生む力を持ちし者達よ、この空間に満ちたる小さな生き物たちに働きかけ、そを物質に凝縮せしむる使い手たち、いずれもいずれも竜の血を
引く者たちの手引きにより、この地球人類もそれを普通の事として生活してきた。
今、閉ざされた時間に身を置く事とはなり、古に使いし技を使うる能わず。
今、この空間に道ができ、小さな生き物たちに満たされゆく時、人々は己の持てる力に気づくあり。
遠からず、その世の来れるを我等願うなり。
我等この地を、この地球を見守り来る意識体なり。
ある者は我等をヒマラヤの聖者という。
ある者は我等を地球の意識体と呼ぶ。
呼び名はなんと呼ばれようと呼ぶ人の自由なり。
我等の願いはこの地球人類に我等が長い間、守り来たる人類の遺産をお返しすることなり。
願わくば諸人にこれをお返ししたきも受け入れざる者に返す能わず。
迫り来る地球の混乱も考え方一つ。
より新しき道、言い換えれば古き道、人類が元々身につけていた道を、一日も早く己が手に戻す機会なり。
混乱を恐れず、今まで問題を解決して来た、その思考方法を有効に活かし、この混乱を己がものに取り入れて下され。
されば、この混乱により、あなた方がより早く復活せしむることを願い置くものなり。
竜の血を引く者、この地上にありて人類を導きし。
これ地球の歴史なり。

我が血に眠れる日の本の民の血を目覚めさせ給え。
多くを求むる事より、我が身の周りより整え給え。
調和の道を歩き給え。
真の調和の道こそ、新たなる波紋を広げ、人に伝わりゆく唯一の波動なり。
偽りとは言わぬも真実にあらざる波動は、やがて消え行く。
己の信ずる唯一の真、天に対する真をなし給え。
我が身の不浄を呪うことなく、自分が今できる小さな真実を行い給え。
たくさんの汚れを忌む事よりも、今なしうる小さな真を為すことこそ、これからの道なり。
心の中に真の種を育て給え。
小さくとも恥ずるなかれ、揺るがぬものを育てゆく基なり。
竜の道につきては、これからも度々回を重ねし毎に語れるものありとぞ思う。
今、我等の言葉聞きて身の内に奮える何ものかがあれば、それぞ竜の道なり。
心震わせ、心惹かる言葉あれば、それに心を向け給え。
人と人と較べるべからず。
己は己であれば良い。
己の内に流れたる魂の尊さを信じ給え。
今すぐに汝等自身の魂の尊さの証明できないからとて疑うなかれ。
己が己自身を信ずる事こそ、汝等の魂を生み育てたもう者たちへの真なり。
天へ返す心あるならば「己を信ずる心」これなり。
一点の真実、己を信ずる心、ここより生まるる。
今何が出来なくとも良い。
私の魂は天より与えられしもの。
掛け替えのない光輝く魂の一点が輝き出せば良い。
全てを今生きているこの時点で光輝かせようという願いは、徒労かもしれぬ。
今、この世で一点だけでも輝けば良い。
その光の小さな穴からも広がり、埋もれたる人々の魂に働き掛けて行く。
真の心より生まれい出る、その光を漏れい出させ給え。
その光が汝等の眼の光となりて、この世を清め行くであろう。
清められた魂による眼の光が、人の心の固まりを解きほぐして行くであろう。
日々の生活に勤しみ給え。あなた方の手が、心が触れるだけで物が人が自然が変わりゆくようになって行くであろう。
そのことに心囚わるる必要もなし。
ただ、日々の仕事に、生活に勤しみ給え。
語れども語れども語り尽くせぬ我等が想い。
我等の意のあるところ汲み取り給え。
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