イントロダクション
過去二千年の進化の曲線を描いてみると、テクノロジー、科学、経済、医学、その他いかなる人類の活動分野においても、過去百年のうちに放物線がロケットのように急上昇している傾向があるのが分かるでしょう。
その一方で人間の感情に関する分野だけが比較的平行線を辿っており、場合によっては退化しているのが見て取れると思います。
知性、テクノロジー、経済活動の規模において私たちは劇的に進化してきたことは明らかですが、感情を扱う方法さらに重要な人生の理解を深めるために行う感情を統合する方法、そして直感的な認識力は文明の黎明期から極めてわずかしか変化していません。
このことを考えれば、ハートから生きる能力と感情の調整が、より良い人生を送るためのカギとなる要素であることが分かるでしょう。
それは私たち自身のみならず、家族や友人の輪、コミュニティ、そして惑星全体にも当てはまります。
この能力は、人生の旅を絶えず形成する進化の上昇曲線への順応を助けます。
それによって、私たちが本来もっているスピリチュアルな活力を枯渇させる人生ドラマという絶えず変化する砂の代わりに、比較的安定した土台の上で私たちは活動することができるのです。
六つのハートの美徳
私たちの第一の知性は、感情を統制し、六つのハートの美徳をプラットフォームとした人生を送ることで力を得ます。
それが次第に私たちを直感の光の世界へと結びつけ、物理学者が量子真空と呼んでいる、情報のユニバーサル・フィールドとの密接な接続を得るのです。
六つのハートの美徳を構成する繊細なエネルギーは、私たち全員が生きている量子フィールドに全ての生命を高め、支える神聖な周波数を伝えるように、自分たちのパーソナリティと感情を導く選択肢を私たちは持っているのです。
物理的な心臓の量子世界の対応物(エナジェティック・ハート)は、
ハートチャクラ
の場所に存在しており、個人の中に存在するソウル、つまり高次スピリットの知覚にあたるものです。
私たちが育み、意識的に活性化しなくてはならないのはこのエネルギーセンターです。
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