私たちはなぜ健康を損なうのかをよく調べなければなりません。考えすぎ、心配のしすぎ、勉強のしすぎが、人間の病気の主な原因です。学生の中には四六時中勉強に熱中して、健康を損ねている者もいます。すべての物事には限度があります。ギリシャの哲学者アリストテレスは、人間の消化器系統について広範囲に渡る調査をし、その結果、考えすぎによって自分の健康が悪化し、ついには消化器の問題で死亡しました。専門医ヘリンの根を詰めた心臓病の調査は、ヘリン自らを心臓病患者にさせ、ついには死に至らしめました。どの分野においても、活動の過多は健康に有害です。肉体の限界と、それに応じて行動することを、心に留めておきなさい。


あなたの舌を、真実を語るためだけに使いなさい。神に与えられた手で、慈善行為をしなさい。聞くことのできる耳で、純粋な言葉だけを聞きなさい。これが人間の肢体の純粋性です。同じように、あなた方は五大元素の純粋性を保たなければなりません。


『認識瞑想』で自分の魂の原点に還る

 この言葉の中には、ありとあらゆる意味が含まれており、自分の魂の原点に還るための瞑想になっています。 日が経つにつれ、自分の体の中に、あるいは脳の中に変化がおきてきます。 自分で唱えるときには、『私』の部分を自分の名前に読み替えて、毎日3回以上唱えます。

1. 肉体としての『私』の身の周りに起こった現実は、想念体としての『私』 が強く願い求めたその結果の現れなのです。 肉体の『私』は、それを否定せずに、霊体の『私』自身を傷つけることもなく、受け取らせて戴きます。 ありがとうございます。

2. 霊体の『私』は無知であるが故に、本当の自分を知りたくて、この旅を歩み始めようとしています。 霊体の『私』の原点は無知であり、盲目であるということを決して忘れずに生きて行きますので、どうぞ宜しくお願い致します。 ありがとうございます。

3. 肉体の『私』及び、想念体の『私』は自由自在性を取り戻す為に、真の喜びを体現する為に、偽物の鎧、すなわち、肉体、想念体となって身につけてしまった色々の想念、この偽物の鎧をはぎ取って行こうと思っています。 つきましては、私の身の周りに存在するありとあらゆる皆様の叱咤激励を喜んでお受け致します。 ありがとうございます。