単なる見せかけや表面的な飾りに目を奪われた人々は、結婚生活に入り、家庭生活の崩壊という惨めさの中に陥ってしまいます。家庭がもしそのような薄弱はくじゃくな基盤の上に築かれるとするなら、家庭の安定はあり得ません。最も大切なことは、根本的な必要条件である善良な人格、寛容や忍耐、愛や奉仕という高い理想に目が向けられなければならないということです。外見の美しさが色あせ、富が底をつく時、夫婦の関係もまた弱まります。


人々は自分の収入以上の生活をして、むちゃな借金を抱え込みます。(中略)華やかさを愛好すること、生活水準で他人を負かしたいと欲すること、他人より優れているように見せたいと思うこと――これらは人を不満と欺瞞に陥れます。生活を送るにおいてシンプルでありなさい。


『認識瞑想』で自分の魂の原点に還る

 この言葉の中には、ありとあらゆる意味が含まれており、自分の魂の原点に還るための瞑想になっています。 日が経つにつれ、自分の体の中に、あるいは脳の中に変化がおきてきます。 自分で唱えるときには、『私』の部分を自分の名前に読み替えて、毎日3回以上唱えます。

1. 肉体としての『私』の身の周りに起こった現実は、想念体としての『私』 が強く願い求めたその結果の現れなのです。 肉体の『私』は、それを否定せずに、霊体の『私』自身を傷つけることもなく、受け取らせて戴きます。 ありがとうございます。

2. 霊体の『私』は無知であるが故に、本当の自分を知りたくて、この旅を歩み始めようとしています。 霊体の『私』の原点は無知であり、盲目であるということを決して忘れずに生きて行きますので、どうぞ宜しくお願い致します。 ありがとうございます。

3. 肉体の『私』及び、想念体の『私』は自由自在性を取り戻す為に、真の喜びを体現する為に、偽物の鎧、すなわち、肉体、想念体となって身につけてしまった色々の想念、この偽物の鎧をはぎ取って行こうと思っています。 つきましては、私の身の周りに存在するありとあらゆる皆様の叱咤激励を喜んでお受け致します。 ありがとうございます。