あなたはいくつもの霊性修行を行っているかもしれませんが、それを誇りに思ってはなりません。まず最初に、あなたのハートを純粋にしなさい。世俗的欲望の悪臭に付け入る隙を与えてはなりません。あなたのハートを美徳の芳香で満たしなさい。他の人々の心に毒を注ぐことを唯一の仕事とする邪悪な人の言葉を心に留めてはなりません。ただ単に本を読んだり講話を聴いたりするだけでは、あまり恩恵は得られません。第一に、自分の中に着実な心と神への愛を育てなさい。信仰があれば英知が得られます。


人は、お金の奴隷となってしまいました。見せかけばかりで中身のない、うわべだけの生活を送っています。これは実に嘆かわしいことです。人は生活していくのに必要なだけのお金しか持たないように努めるべきです。所有すべき財産の量は、履く靴に喩えられます。小さすぎれば痛みを引き起こし、大きすぎれば歩くのに邪魔になります。お金もまた、心身共に快適に暮らしていくのに十分なだけを持つべきです。それより多く持てば、おごりや怠け心、他の人に対するさげすみを生むもととなります。


『認識瞑想』で自分の魂の原点に還る

 この言葉の中には、ありとあらゆる意味が含まれており、自分の魂の原点に還るための瞑想になっています。 日が経つにつれ、自分の体の中に、あるいは脳の中に変化がおきてきます。 自分で唱えるときには、『私』の部分を自分の名前に読み替えて、毎日3回以上唱えます。

1. 肉体としての『私』の身の周りに起こった現実は、想念体としての『私』 が強く願い求めたその結果の現れなのです。 肉体の『私』は、それを否定せずに、霊体の『私』自身を傷つけることもなく、受け取らせて戴きます。 ありがとうございます。

2. 霊体の『私』は無知であるが故に、本当の自分を知りたくて、この旅を歩み始めようとしています。 霊体の『私』の原点は無知であり、盲目であるということを決して忘れずに生きて行きますので、どうぞ宜しくお願い致します。 ありがとうございます。

3. 肉体の『私』及び、想念体の『私』は自由自在性を取り戻す為に、真の喜びを体現する為に、偽物の鎧、すなわち、肉体、想念体となって身につけてしまった色々の想念、この偽物の鎧をはぎ取って行こうと思っています。 つきましては、私の身の周りに存在するありとあらゆる皆様の叱咤激励を喜んでお受け致します。 ありがとうございます。